特定非営利活動法人
自立の
風かんばす
第5
回通常総会議案書
日 時
2019(
令和元)
年6月1
日(
土)
午後2
時00
分 受付開始
午後2
時30
分 開会
午後5
時00
分 閉会(
予定)
場 所
特定非営利活動法人自立の
風かんばす
活動拠点
(
所在地 北海道函館市宮前町34
番1
号)
次 第
開会の
言葉
代表挨拶
議長及び
議事録署名人の
選出
議案審議
第1
号議案 平成30
年度の
事業報告(
案)について・・・・・・・・・2
第2
号議案 平成30
年度の
活動決算(
案)について・・・・・・・・・5
第3
号議案 平成31(
令和元)
年度の
事業計画(
案)について・・・・・9
第4
号議案 平成31(
令和元)
年度の
活動予算(
案)について・・・・12
その
他
閉会の
言葉
平成30
年度事業報告(
案)
2018
年4月1
日から2019
年3月31
日まで
特定非営利活動法人自立の
風かんばす
1
事業の
成果
誰もが
地域社会に
根ざし、
自分らしさを
追求して
生きていくこと(
以下「
自立生活」という)が
当たり
前にできる
豊かな
社会の
実現を
目指して
活動を
行った。
当法人の
活動において、
活動拠点に
常駐する
障害者または
障害があるかもしれない
者(
以下「
障害者等」という)は
中心的な
役割を
担うよう
努め、その
他の
常駐する
者は
自身の
主体性を
保ちつつ、
障害者等をはじめとする
全ての
活動に
参加する
方の
人格と
主体性を
尊重するよう
努め、
互いに
協力して
対等な
人間関係を
築き
上げながら、
障害者等が
不在の
活動とならないよう
心がけた。
平成30
年度は、
障害者の
自立生活支援事業、
障害者の
自立生活啓発事業、
障害者の
生業づくり
事業、
他者理解事業を
行った。
居宅介護職員初任者研修等事業は
開始の
準備が
整わず
実施しなかった。
障害者の
自立生活支援事業では、
親元で
暮らす
肢体不自由者からの
今後の
生活に
関する
相談があり、
自立生活の
宿泊体験を
行った。また
平成30
年9月からは
別の
肢体不自由者に
対して、
働きながら3
年以内の
自立生活の
実現を
目標として
自立生活の
支援を
開始した。その
他には
介助等の
人材を
充実させるため
活動介助者の
募集を
行い、
現在6
名が
活動介助者として
当法人の
活動に
参加し、さらに
北海道教育大学函館校が
開講する
地域プロジェクトから
学生の
活動参加があった。
障害者の
自立生活啓発事業では、
広報誌「
小石」や「わだちのわだち」、ウェブサイト「work siteかんばす」で、
日々の
活動の
様子などの
情報発信を
行った。また
大学の
授業へのゲストスピーカーや
知的障害者団体の
交流行事でのシンポジストの
派遣を
行い、
自立生活の
啓発活動に
取り
組んだ。その
他には
権利擁護の
活動を
行う
会への
協力や
北斗市の
障害者団体の
上映会や
勉強会への
参加や
函館市地域交流まちづくりセンター
主催の
第14
回NPOまつりへの
出展をし、
他団体とのネットワークづくりに
取り
組んだ。
障害者の
生業づくり
事業では、
当法人の
活動拠点に
常駐する
者や
活動参加者に
対する
昼食提供活動「かんばす
食堂」を
日々行った。これまでどおり
知的障害当事者が
主に
調理等を
行い、
高齢者が
買い
出しを
行っていることに
加え、
平成30
年9月以降は
肢体不自由当事者が
金銭の
管理を
行い、それぞれの
持ち
味を
活かした
取り
組みができた。また
活動の
宣伝のために
行っているドット
看板の
更新のための
部品づくりを
活動参加者とともに
行い、
看板を
毎月更新することができた。その
他には
玄関の
出入りの
不便解消のための
舗装や
営業札の
制作、
自転車修理など
実益のあるものやNPOまつり
出展のための
景品用の
宝箱型の
袋づくりなどを
行い、それぞれの
持ち
味を
活かしつつ
協力して
活動を
行う
楽しさを
共有することに
取り
組んだ。
他者理解事業では、
障害者等を
語り
手とした
講演会「
続轍」を2
回開催し
障害の
有無や
種類、
程度といった
垣根を
超えた
相互理解の
促進に
取り
組んだ。またお
花見やクリスマス
会、わかさぎ
釣り
大会など
季節を
意識した
行事や
誕生日会などのお
祝い
会を
開催し、
交流を
深めることに
取り
組んだ。その
他には
国際民族芸術祭や
函館どつく
進水式など
外部の
行事に
参加し、
行事そのものを
楽しみつつ、
活動参加者間の
相互理解を
深め、また
市民とのふれあいによって
相互理解を
広めることに
取り
組んだ。
以上の4つの
事業によって、
障害者等の
自立生活についての
支援や
啓発を
行い、
障害者等の
自己肯定感の
向上、
相互理解の
促進を
図り、
公益の
増進に
寄与することに
努めた。
平成17
年から
任意団体として
自立の
風かんばすの
活動を
開始し、
平成26
年には
特定非営利活動法人となり、
合わせて14
年の
月日が
経過した。
活動拠点に
常駐する
者を
中心とした
日々手応えのある
活動であったが、
活動参加者達の
障害の
進行や
加齢による
体力の
低下、
本業を
持ちながらの
活動であることなどの
理由により、
全体的にやや
息切れを
感じた1
年であった。
今後も
活動を
継続していくために、
平成31
年度(
令和元年度)は、
活動の
規模を
縮小し、
活動参加者の
負担を
減らしつつ
活動の
体制を
見直し、
整備を
図りたい。
2
事業の
実施に
関する
事項
(1)
特定非営利活動に
係る
事業
定款の
事業名
事業内容
実施月日
実施
場所
従事者数
受益対象者の
範囲及び
人数
事業費
(
千円)
障害者の
自立生活支援事業
自立生活の
実現や
継続のために、
障害者等に
対し、
相談支援や
自立生活の
見学、
体験、
練習の
機会の
提供を
行い、また
自立生活に
必要な
介助などを
行える
人材の
育成等を
行う。
通年
函館市(
事業所)
1
人
函館市及び
近郊の
住民
延べ
約1,500
人
6千円
障害者の
自立生活啓発事業
障害者等の
自立生活及び
障害者等の
理解に
関する
啓発のために、
函館市及び
近郊及びその
他の
地域の
住民に
対し、
広報誌の
発行配布やウェブサイトの
公開、
教育機関などに
障害者等を
講師として
派遣し、また
障害者等の
政策に
関する
情報収集や
提言をし、さらに
他団体等との
連携を
図る。
通年
函館市及び
近郊及びその
他の
地域
1
人
函館市及び
近郊及びその
他の
地域の
住民
延べ
約18,000
人
66千円
障害者の
生業づくり
事業
自立生活への
関心を
高めるために、
障害者等に
対し、モノづくり
等を
通して
自分なりに
作り
上げる
楽しさの
実感を
得るとともに
生業に
資する
経験の
機会の
提供をする。
通年
函館市(
事業所)
1
人
函館市及び
近郊の
住民
延べ
約1,000
人
9千円
他者理解事業
障害の
有無や
種類、
程度といった
垣根を
超えて
相互理解を
深めるために、
函館市及び
近郊及びその
他の
地域の
住民に
対し、
交流行事やお
祝い
会の
開催や
障害者等を
講師とした
講演会を
行う。
通年
函館市
1
人
函館市及び
近郊及びその
他の
地域の
住民
延べ
約250
人
123千円
(2)その
他の
事業
平成30
年度はその
他の
事業の
実施はありません。
----
平成31
年度(
令和元年度)
事業計画(
案)
2019
年4月1
日から2020
年3月31
日まで
特定非営利活動法人自立の
風かんばす
1
事業実施の
方針
誰もが
地域社会に
根ざし、
自分らしさを
追求して
生きていくこと(
以下「
自立生活」という)が
当たり
前にできる
豊かな
社会の
実現を
目指して
活動をする。
当法人の
活動において、
活動拠点に
常駐する
障害者または
障害があるかもしれない
者(
以下「
障害者等」という)は
中心的な
役割を
担うよう
努め、その
他の
常駐する
者は
自身の
主体性を
保ちつつ、
障害者等をはじめとする
全ての
活動に
参加する
方の
人格と
主体性を
尊重するよう
努め、
互いに
協力して
対等な
人間関係を
築き
上げながら、
障害者等が
不在の
活動とならないよう
心がける。
現状において、
当法人の
活動参加者への
負担がかかり、
疲労が
蓄積していることを
考慮して、
平成31
年度(
令和元年度)の
活動を
全体的に
縮小し、
令和2
年度以降に
備える。
当法人の
活動拠点が
現在の
場所に
移転して
以降、
障害者の
生業づくり
事業における
活動拠点の
改修活動や
他者理解事業における「
続轍(
旧轍 障害者が
自分自身を
語る
会)」など
活動拠点内での
活動に
重点を
置き、
来訪者と
活動を
通して
相互理解を
深めてきた。
所属などにとらわれない
自由な
場づくりを
心がけ
時が
過ぎゆく
中で、
様々な
思いで
来訪した
方々もそれぞれの
歩調で
自分らしさを
追求し
続け、
新たなことを
始める
方々も
多い。
その
一方で
障害者等で、
家族と
同居しながら
就労等をしている
活動参加者の
中には、
自身や
家族の
状況の
変化による
今後の
生活への
不安を
感じている
方も
現れ
始めた。
そういった
方に
対して
自立生活という
生き
方が
確かな
選択肢として
提示できるように、
当法人の
活動の
原点に
立ち
返り、
障害者の
自立生活支援事業を
軸に
体制の
整備を
図っていく。
障害者の
自立生活支援事業では、
月に2
回程度、すでに
自立生活を
実現継続している
代表理事宅等での
実生活を
意識した
経験を
重視した
企画を
実施する。また
障害や
自立生活等に
関する
相談を
随時受け
付け、
自立生活の
実現や
継続のための
支援を
行う。その
他には
活動介助者の
募集等を
行い、
介助等の
人材の
確保に
取り
組む。
障害者の
自立生活啓発事業では、
広報誌「
小石」については、これまでどおり
年4
回の
発行とし、
活動参加者とともに
公共機関等への
配布活動を
行う。ウェブサイト「Work Siteかんばす」の
随時更新を
行い、インターネットを
通じた
活動の
啓発を
行う。
広報誌「わだちのわだち」については、
他者理解事業における「
続轍」の
休止に
伴い
廃刊とする。また
依頼に
応じて
自立生活の
啓発等のための
講師派遣を
行う。その
他には
障害者等の
権利擁護のための
情報収集や
他団体とのネットワークづくりに
取り
組む。
障害者の
生業づくり
事業では、
活動参加者に
対する
昼食提供活動「かんばす
食堂」をこれまでどおり
行う。また
活動の
宣伝を
目的としたドット
看板の
更新のための
部品づくりを
活動参加者とともに
行う。その
他には
活動に
必要なモノづくりなどを
随時行い、
自分なりに
作り
上げる
楽しさの
実感を
得られる
機会の
提供に
取り
組む。
他者理解事業では、
季節行事等を
無理のない
規模で
企画し、ゆるやかに
相互理解を
深める
機会として
実施する。また
障害者等を
語り
手とした
講演会「
続轍」は
開催のための
負担が
大きいため、
今年度は
休止とし、
障害者等をゲストとした
小規模な
学習会を
不定期に
開催する。
以上の4つの
事業に
加え、
居宅介護職員初任者研修等事業を
開始するための
準備を
進める。
介助を
必要とする
方が
自立生活を
実現、
継続するために
必要な
介助を
行う
者の
養成を
目的として、
重度訪問介護従業者養成研修(
基礎課程及び
追加課程又は
統合課程)を
行うための
体制づくりをし、
実施する。
以上の
通り、
平成31
年度(
令和元年度)は、
当法人の
活動を
全体的に
緩やかに
行い、
活動参加者の
負担を
軽減し、
令和2
年度以降への
英気を
養いつつ、
障害者の
自立生活支援事業を
軸に
活動を
継続していくための
体制を
見直し、
整備していく。
そして、これまで
同様に
当法人の
活動が
障害者等をはじめとして
誰にとっても
参加しやすいものであるよう
心がけ、
活動の
輪を
広げつつ、
対等な
人間関係を
築いていく。
当法人のあり
方や
活動の
社会的意義を
積極的に
発信し、
幅広く
賛同が
得られるよう
努める。
2
事業の
実施に
関する
事項
(1)
特定非営利活動に
係る
事業
定款の
事業名
事業内容
実施月日
受益対象者の
範囲及び
人数
事業費
の
金額
(
千円)
実施場所
従事者数
障害者の
自立生活支援事業
自立生活の
実現や
継続のために、
障害者等に
対し、
相談支援や
自立生活の
見学、
体験、
練習の
機会の
提供を
行い、また
自立生活に
必要な
介助などを
行える
人材の
育成などを
行う。
通年
函館市及び
近郊の
住民
延べ
約500
人
10千円
函館市
1
人
障害者の
自立生活啓発事業
障害者等の
自立生活及び
障害者等の
理解に
関する
啓発のために、
函館市及び
近郊及びその
他の
地域の
住民に
対し、
広報誌の
発行配布やウェブサイトの
公開、
教育機関などに
障害者等を
講師として
派遣し、また
障害者等の
政策に
関する
情報収集や
提言をし、さらに
他団体などとの
連携を
図る。
通年
函館市及び
近郊及びその
他の
地域の
住民
延べ
約15,000
人
80千円
函館市及び
近郊及びその
他の
地域
1
人
障害者の
生業づくり
事業
自立生活への
関心を
高めるために、
障害者等に
対し、モノづくり
等を
通して
自分なりに
作り
上げる
楽しさの
実感を
得るとともに
生業に
資する
経験の
機会の
提供をする。
通年
函館市及び
近郊の
住民
延べ
約500
人
10千円
函館市
1
人
他者理解事業
障害の
有無や
種類、
程度といった
垣根を
超えて
相互理解を
深めるために、
函館市及び
近郊及びその
他の
地域の
住民に
対し、
交流行事やお
祝い
会の
開催や
障害者等を
講師とした
講演会を
開催する。
通年
函館市及び
近郊及びその
他の
地域の
住民
延べ
約200
人
70千円
函館市
1
人
居宅介護職員初任者研修等事業
介助を
必要とする
方が
自分らしさを
追求するための
介助者を
養成することを
目的として、
重度訪問介護従業者養成研修を
開催する。
年1
回
函館市及び
近郊の
住民
約5
人
75千円
函館市
1
人
(2)その
他の
事業
平成31
年度(
令和元年度)はその
他の
事業の
実施はありません。
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